「お寿司屋さんで握りたてを食べたい」
「お寿司屋さんで、握りたてを食べたいな…」
そう話してくださったのは、90代後半の男性のお客様でした。
けれど、その願いを叶えるには、ご本人の中にいくつもの不安がありました。
・一人で外出するのは危ない
・耳が遠く、お店で注文がうまく伝わるか不安
・たくさん食べられないので、お店に申し訳ない
・周囲に迷惑をかけるのではないか
その結果、「行きたい気持ち」があっても、外食を諦めるようになっていたのです。
高齢になると、“できない理由”が少しずつ増えていきます。
でも本当は、「やりたい気持ち」がなくなったわけではありません。
フリー介護士と一緒に、お寿司屋さんへ
そこで今回は、フリー介護士として一緒にお寿司屋さんへ行くことになりました。
急がず、ご本人の歩くペースに合わせてゆっくり移動。
お店では、
「こちらがおすすめですよ」
「今のご注文、こういう内容ですね」
と、注文のお手伝いや会話の橋渡しをしながら、安心して食事を楽しめるようサポートしました。
すると、握りたてのお寿司を口にした瞬間、
「美味しいね。やっぱりお店で食べるお寿司は違うなあ」
と、とても嬉しそうな笑顔を見せてくださいました。
その表情が、本当に印象的でした。
「できない」ではなく「どうしたら出来るか」
後日、ご家族からも嬉しい変化がありました。
「今度は、ここに行ってみたらどう?」
そんな言葉が自然と出るようになったのです。
以前は、
「危ないからやめておこう」
「難しいから無理だよね」
となっていたことが、
「どうしたら出来るかな?」
という発想に変わっていった。
これは、とても大きな変化だと思います。
フリー介護士は、単に介助をするだけではありません。
その人が“その人らしく生きる”ために、どうしたら出来るかを一緒に考える存在です。
介護は「楽しみ」や「喜び」を取り戻すこと
介護というと、
食事介助
排泄介助
入浴介助
といった「生活を支えること」が中心に思われがちです。
もちろん、それも大切です。
でも本当は、
・好きなお店に行く
・美味しいものを食べる
・季節を感じる
・誰かと笑う
そんな“当たり前の幸せ”を取り戻すことも、とても大切なのではないでしょうか。
今回のお寿司屋さんへの外出は、まさにその時間でした。
私は、こうした時間を一緒につくれることに、大きな喜びを感じています。
フリー介護士だからできる「その人に合わせた支援」
介護保険の枠だけでは、難しいこともあります。
ですが、フリー介護士だからこそ、
・時間に追われず
・一人ひとりに合わせて
・「やりたい」を大切にしながら
柔軟なサポートができます。
「もう高齢だから無理」
ではなく、
「どうしたら出来るか」
を一緒に考える。
そんな関わり方を、これからも大切にしていきたいと思います。
お問い合わせ
「こんなことでも頼んでいいのかな?」
と迷っている方も多いと思います。
小さなことでも大丈夫です。
まずはお気軽にご相談ください。
この記事のフリー介護士
『スマイルパートナー』松下 えいき(マツシタ エイキ)
活動エリア:東京都三鷹市、狛江市、調布市、世田谷区

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